国際結婚夫婦の韓流日記@ブリスベン


by Ichurch_Taka77
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人種差別を気にしない豪州警官たち




再度、この騒ぎがオーストラリア国内のメディアをにぎわせている。


去年、何度かメルボルンやシドニーなどでインド人留学生が暴行

を受けたり、死亡したりする事件があった。

これはただの暴行事件でなく人種差別からくるものであった。 


これに反応したインドのメディアはオーストラリアを人種差別国

などと呼び渡豪を考えているインド人に注意をうながしていた。 


それが去年の暮、12月29日にメルボルンで殺害された

インド人留学生の死がオーストラリア人の差別意識からくるもの

と分かったのに対し、今度はインドのメディアのみならず、

アジア諸国やアメリカ、ヨーロッパまでもこの問題を取り上げ、

とりわけインドのメディアは、“KKK警官”と

(注:KKKはアメリカを本拠地として始まった白人主義、

差別グループ。世界中に散らばりはじめ、現在ではオーストラリア

にも来ている)ろくに対応ができてないオーストラリア

の警官をののしっている。 


そして、オーストラリア国内のメディアは、ただ単に

「海外のメディアがこんな事を言っている」程度

にしか記していないのと、オーストラリアの大手産業

の1つでもある、留学生からほとんどの売り上げ

を得ている教育産業(主に大学)に影響があるかもしれない

という懸念のことをうながす程度の記事しかでていなく

警察や政府の対応を問題視するメディアがないのには

少々、腹がたつ。 というのも、インドのメディアがいう

“KKK警官“は当たっているような気がするからである。 


この事件の関連として去年の6月にメルボルンで

インド人留学生らが彼らをろくに守ろうとしない政府

や暴行事件に対してデモがあった。

そして、メルボルンの警察はメディアを通じて

「警官の数を増やして、パトロールを強化する。」

や政府関係者の「オーストラリアは留学生

にとって安全な国です。」と発表していた。 


が、ちょうど良いタイミングで俺は”その時

“メルボルンの、街中のど真ん中のホテルに

1週間ほど滞在していた。 


が、である。 そんな”はったりがましい

“警察や政府の発表とはうらはら、朝も夜も、

警察官の数が増えるどころか、警察官すら見なかった。 

1週間いて見たのがドーナッツショップでドーナッツ

を買っているやつらと、喫茶店の前で若い女と話していた

やつらのみであった。 

「なにがパトロールを強化する」である。 


インド人が怒るのも無理はない。 

そして、KKK警官の表現は残念ながら当たっているであろう。 

ここブリスベンでもアジア人の助けに対して警官はろく

に相手にしなかったという話をちらほら聞く。 



(話は飛ぶが俺の意見ではメルボルンはとても良い街である。 

他のオーストラリアの都市に比べ、外人が住みやすい街だと思う。 

地元の人も外人慣れしていて、“よそ者”扱いがほとんどない。 

クイーンズランド州の人間とは大違いである。

こんな事件がメルボルンで起こった事は非常に残念である。)



これらの事件を受けてはたして、留学生の数

は減っているのであろうか。


正確な数字を手に入れていないが、ブリスベンの街中

を見る限りではその影響はないであろう。 

相変わらず留学生であふれているし、

何よりクイーンズランド州内の教育関連の2009年

の売り上げは伸びているらしいし(大学が儲けているの意味)

何より、ブリスベンにある大学の校舎が改装されたり

新しいビルが建ったりと外から見ても

“景気が良さそう”である。(笑) 

残念な話だが、警察官に差別意識があるのと、

この事件がオーストラリアの産業に影響していないのとで、

政府はまず“口先な対応だけ”で本腰をあげて何か

をする事はないであろう。 それでもなぜ留学生が来るといえば、

やはり英語力のスキルアップやいろいろな理由

で本国ではできなかった学位獲得がメインであろう。 


ここ数年、語学留学にもおもしろい現象が起こっている。 

英語を勉強しに行くと言うと、“英語圏の国に行く”

というのが筋であろうが、最近、生活費や学費が安いの

を売りにしてフィリピン、マレーシア、台湾などに

“英語の語学留学”に行く人が増えているらしい。 

もちろん現地の人の母国語は英語ではないが、

学校では英語である。 


一見聞くと“?”と思うかもしれないが、

このような学校は安さを売り物にし最近伸びてきているらしい。 

こんな言い方をするのは失礼かもしれないが、

どうせ英語圏の国の語学学校に行ったってなかなか

現地の人とは友達になれず、語学学校の他国の留学生

や同じ国の人とばかりと友達になるのだから、

いっそうの事、安い国へ行ったほうがというの

が狙いであろう。 というより、他の国もついでに

体験できてとても良いアイディアと思う。


ひょっとするとそれに目をつけたアメリカや

イギリスの大学が東南アジアに分校を開き、

卒業するとアメリカやイギリスの学位を得れるという

学校がたくさんできるかもしれない。

(もしくは、そういう学校がすでにあるであろう) 


特にアメリカなんか、9.11のテロ以降、

ビザ獲得が一段と厳しくなり留学生業界は大きな

痛手になっている。 (それがオーストラリア

に流れてきているもの現実である。)


もしくは、それをビジネスチャンスと目

をつけた地元の大学が英語で授業をやり卒業すれば、

自国の学位を与えるという大学も出てくるかもしれない。 

(例えば、日本の一ツ橋大学などはそれをやっている。

英語のみで留学生は卒業ができる) 



この事件で、オーストラリアに目を覚ましてほしい

といいたいところだが無理であろう。 

逆に東南アジアの学校がそのように“英語留学先”

として受け入れるようになり、留学生の数が激減

しないかぎりオーストラリア政府は本腰をあげて

何かをすることはないであろう。 

オーストラリア政府に“分からせる”希望も含めて

東南アジアの学校に期待したい

気持ちでいっぱいである。 


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by ichurch_taka77 | 2010-01-08 20:44 | コラム