国際結婚夫婦の韓流日記@ブリスベン


by Ichurch_Taka77
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新たなマーケティング戦略、0円集客ビジネス



よくもまあ、こんなアイディアを思いついたものである。


最近、日本で“0円集客”なるものが流行っているらしい。 

例を挙げると、最近大きく広告を出していたマクドナルドの“0円コーヒー”、

そしてあるホームセンターでは“0円レンタルカーテン”

なるものがあるらしい。 


これは、マクドナルドで言うなら0円のコーヒーを求めてやってきた人

が他のものもついでに買ってもらい、そのホームセンターで言うなら、

ある一定の間、0円で商品を貸し出しておいて気に入ったら

買ってもらうことにより、売り上げを伸ばすのが戦略らしい。



ここまで書くと「そんなことをしたらタダでもらって

何も買わない人もいるので損をするのでは」とか、

「俺だったらタダのコーヒー飲んでとっとと帰るね」

という人もいるであろう。 更にいうなら、中国人の“人気の店“になるに

間違いはないであろう。(笑) しかし店もそれを踏まえて何パーセント

の人が購入してくれて、いくらの売り上げになっているという

データがあるはずである。 


この0円集客の話を聞いて一番、私がピンと来て、日本に帰った際に実際

に行ってみたいという店は、”0円焼酎の店“である。 


東京のある居酒屋が集客のために0円で焼酎を提供していてなんと、

何杯でもおかわりが自由らしい。 酒飲みの人ならわかるであろうが、

飲みに行って焼酎だけ飲んで帰るなんて、どんなにケチな人だって

”かなりの確率“でやらないと思う。 必ず何かおつまみや、他の飲み物

を注文してしまうであろう。 マクドナルドのコーヒーならそれをやる可能性

はあっても居酒屋で焼酎のみの可能性は低いように思う。 

このアイディアは最高であると思う!!!! 


(まあ、半分は酒好きの私の喜びも入っているような意見であるが(笑))



しかし、この0円集客ビジネス、現在のように不況の際に、重くなった客の足

を“一時的に“動かすのには良いのであろうが、ある程度、

景気が回復したり、運営コストが増えてしまったらあまり効果

はなくなるのではないだろうか。 


一番の例として、ここブリスベンにあるカジノである。 

ご存知の人もいるであろうが、カジノには無料でメンバーになれ、

Reward Cardなるものをもらえる。 このカードは、

ギャンブルをたくさんするとシルバーやゴールドなど

グレードアップするのだが、それをしない最初のレベルのカード

でも1日コーヒーが2杯、無料で飲めて、更に地下にあるレストラン

で$6から$10というブリスベンの街中のレストランにしては

とてもリーズナブルな価格の料理が食べられるのである。 


これもその0円集客に近いものがあったと思う。 

(まあ、彼らからすれば、それで客を集めようというのでなく、

ギャンブルをする人へのサービスの一環でやったのであろうが。)


このシステムで一番得をしたのは、ブリスベンで勉強をしている留学生であろう。

このカードを持っていない人はいないのではと思うくらい午後になると

カジノにただのコーヒーを飲みに来ていた。 

それに嫌気がさしたのであろうそのうち、「バックパック(リュックサック)持込禁止」

となり有料のロッカーを利用せねばならなくなった。 


あきらかに学生の締め出しである。 正確なデータはないが、これのおかげで

留学生の利用率は減っているはずである。 

確かにただのコーヒーだけ飲んでいる人もいるであろうが、

それ以上に、ギャンブルを楽しんでいる(やりすぎている)学生の話

をよく聞いたものである。 


つわものになると「今学期の学費、全部、カジノで稼ぎました」

なんて人もいたし、逆に「今学期の学費、カジノですってしまいないので、

今学期は学校に通えない」なんてやつもいた。

ブリスベンの街中にあるカジノ、絶対に50%以上は留学生など海外から

やってきた人が利用客だと思うのにあの無料コーヒーをやめたのは、

ただ単に留学生がうっとうしいと思うドアにいるセキュリティーの希望

だったような気がしてならない。 更に、これは私にショックな話であるが、

地下にあるレストランのメンバー特価メニューが去年なくなったのである。 


あそこは、奥さんと金曜日の夜、たまに食べてはカジノで遊び程度

に遊んでいただけにその制度がなくなるのはショックである。 

そのメンバー特価メニューは、学生はもとより、私たち夫婦のよう

に社会人が多く利用していたように思う。 私たちが行った際は、

カップルが食事をしてカジノを楽しんでいる姿をよく見たものである。 

いったいなぜあの制度をやめてしまったのであろう。 


確かに金曜日や土曜日の夜、レストランビジネスにとって一番

の”かき入れ時“にそんなに入っていなかったからメンバー特価メニュー

はコストの面でやめたのかもしれないが、そのおかげで私たちのような

夫婦やカップルの数が減ったのは確かであろう。


やはりそこらへんの集客術は日本の方が一枚上手なのであろう。

オーストラリア人は「どうやったら客が来るか」

なんて考えていないであろうし。(笑) 

でも、あの0円集客ビジネスは日本だからこそ通用する方法なのではないか。 

欧米諸国では通用しそうにないモデルである。 日本人の性格や習性

をうまくみぬいた戦略に見えてしかたがない。 


0円焼酎を楽しみに行くために、何か帰国する“言い訳”でも考えようかな(笑)




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by ichurch_taka77 | 2010-04-05 22:43 | コラム