国際結婚夫婦の韓流日記@ブリスベン


by Ichurch_Taka77
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オージーたらいまわしメリーゴーランド

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こんな事、オーストラリアに住んでいるみなさんなら“日常茶飯事”でしょう。


この前、私のオフィスの入り口ドアにセキュリティーシステムが入った。 

まずドアの前に来て、インターフォンを押すと我々のデスク、全ての内線が鳴る。

PCの社内ネットワークを使いカメラで写された映像をPCで見れ、

誰がドアにいるかを確認した後、電話のある番号を入力するとドアが開くという

システムである。 わざわざドアまで行って誰がいるか確認をしなくてよいので

とても便利なシステムである。 ここまでセキュリティーを固めなくても

と思ったが、クイーンストリートのど真ん中というブリスベン

で一番人手が多い場所にあるオフィスというのと、

会社が政府の援助金からも運営されている事もあり、

セキュリティー上安全に保管しておく必要がある書類も

あるせいであろう。(ああ、べつにやましいものではありませんよ。(笑))


今日の朝、出勤すると、このドアの取っ手がみごとに壊れていた。 

なんでも朝にボスが壊したらしい。 (添付写真参照) 

別に彼にストレスがたまっていたのではなく、これはドアの作りが

悪いのだと思う。写真を見てもらえばわかるが、

ドアを開ける際に、まず小さい取っ手で鍵をはずし、

ドアを開けるのだが、誰がわざわざ大きな取っ手の方

を使って開けるであろうか。 誰だってこの小さい方を持ったまま

開けるであろう。だから壊れたのであろう。



そして、今回の話は始まる。



現在は「部屋に入れるけど、出れない」という“帰れずの館“

になってしまったこのオフィス。 

当然、会社の人はドアを今日中に直そうとあちこち修理

の依頼を頼んでいた。 


会社の人がまず電話したのは、ドアを取り付けた会社。 

まあ、妥当な話であろう。彼らに頼んで付けてもらったので。 


すると答えは「うちは細かい部品は扱っていません。 

Lock Smith(有名な鍵を複製する会社)がそういうのをやっていますよ。 

ドアの鍵関連ですから。」と確信を持って教えてくれたそうな。 


その話を聞いた瞬間、

私はこの“オージーたらいまわしメリーゴーランド”が始まると直感した。 

Lock Smithは鍵のコピーを複製してくれる会社である。 

確かにかぎはドアに付いているし、今回壊れた取っ手を回すと

カギが解除される仕組みにはなっているが、ドアの取っ手とは

商品の部類が違うでしょう? 

なんで合鍵を作る会社にドアの取っ手の修理を頼むのか? 

Lock Smithがドアも販売しているならまだしも、

彼らは鍵と鍵穴やセキュリティー商品しか販売していない。

「ばかも休み休み言え」と言いたい。 しかも彼はドアを販売している会社

の人でしょう。 だったらLock Smithに“ドアと鍵を注文”するから

あんたの会社なんかいらないでしょう、と言いたい。



そして、次に会社の人が電話したのが、そのLock Smith。 

もちろん彼女も半信半疑であったが、一応情報収集の為、電話をした。 

すると“やはり”答えは私が想像したとおり「当社では販売しておりません」

であった。 ここで電話の会話が終わっていれば“常識的な対応”

であったが、オージーたらいまわしメリーゴーランドは止まる事

を知らない。彼らが薦めてきた連絡先はなんとこのセキュリティー

システムをインストールした人達であった。 

なんでセキュリティーカメラとネットワークシステムを販売している

会社がドアの取っ手を売っていると思うのであろうか? 

もちろんセキュリティーカメラはドア近辺にあるものである。 

でも、ドアの取っ手は売ってないでしょう!!


更に会社の人は、ここまでくると冗談半分で、それはもうメリーゴーランド

に乗ってはしゃぎまくる子供のように、笑いながらそのセキュリティー

カメラをインストールした会社に電話した。 

当たり前だが、「ドアの取っ手は売ってません」の返事である。 

そして、私は彼らが“どんなすばらしいアイディア”を言い出すのか

とても楽しみに、仕事を止めて彼女の電話を終わるのを待っていた。 

ドアはガラスなので、ガラス店の名前でもでてくるのかと思ったら

彼らは、少しはまともな答えであった。 

「オフィス・マネージメントに相談してみては?」まともな返答である

と同時にちょっぴり残念であった。 

オージーたらいまわしメリーゴーランドがここで終わってしまうのかと・・・・


しかし、オージーはすばらしかった。 

私の期待を決して裏切らなかった。


彼らが薦めてきた連絡先はなんと、Lock Smithであった!! 

彼らの返事は最高であった。

「この取っ手引くと鍵が開くでしょう? だからLock Smithだよ。」  


すばらしい!


こうして、話は振り出しへとつながりオージーたらいまわし

メリーゴーランドがきれいに成立した。 



笑いながらも途方にくれた会社の人は、うちの会社関連の工事

を受け持っている不動産開発会社に連絡を取っている。 

さすがにオージーでもこの不動産開発会社の人がアホな

答えをしないであろう。


いや、彼らもひょっとしてオージーたらいまわしメリーゴーランド

に加わるか。 わずかな期待とひょっとしたらという予想が私の頭をよぎる。



ああ、言うの忘れましたが、外に出れるドアがもう1つあるので、

今日はきちんと帰宅できるのでご心配なく。(笑) 

なので修理が明日以降になっても支障はない。 


しかし、改めてこの国の人間にはあきれかえった。 

“ビジネス上のまともな会話”ができないものなのか・・・・


こんな経験、オーストラリアに住む方ならたくさんありますよね。


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by ichurch_taka77 | 2010-08-26 20:26 | コラム