国際結婚夫婦の韓流日記@ブリスベン


by Ichurch_Taka77
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父親体験記 : 子供は外国語習得が早い



今年の初めは年度末からいろいろあった。

我が家では私の家族が日本から遊びに来たり、

妻の家族が韓国から遊びに来たりと去年の年末から忙しい

スケジュールであった。 

そして、世間ではここブリスベンの洪水災害に始まり、

ニュージーランドでの地震災害と日本の地震災害と今年

は災害だらけである。 

どうかみなさんも無事である事をお祈りしています。



さて、その年末年始に1ヶ月以上、ここブリスベン

に滞在していた妻の家族とは、なんと妻のお母さんと

3歳になる姪っ子(妻の姉の娘)という変わった

組み合わせであった。 ようするにおばあちゃん

と孫の組み合わせである。 

子供をお持ちの方ならすぐにお気づきであろうが、

そうである、3歳になる子供がおばあちゃんと二人

で1ヶ月以上も海外に滞在するのである。 

家族みんながどうなることやらと心配していた。 

当然、私だって親戚家族とはいえ、3歳になる前

(滞在中に3歳になった)の子供を1ヶ月以上

も預かるのである、正直な話、うれしいわけがない。(笑)

私は子供とのやり取りがうまい方ではないが、

きらいでもない。自分の弟や妹、いとこが小さい頃

に面倒を見た経験だってあるし、なによりアメリカ

にいる頃、友人の子供ともよく遊び、あのアニメ映画、

シュレックだとかモンスターインクに出てきた

スカーリー(青いくまのようなキャラクター)

だとか言われて遊んだ・遊ばれたものだ。

しかし、それはあくまで他人の子供に他人の家。 

今回は家族の1員が我が家で生活。


正直な話、どうなることやらあれこれ“対策”を考えていた。 

一番先に思いついた、困る事と言えば“言葉”である。 

韓国人と結婚した私だが、残念ながら韓国語

が全くしゃべれない。だからもちろん、ほとんどの妻

の家族とは会話ができないが、大人が相手

となるとそれなりに対応はできるものである。 

しかし、今回は“大人の常識”が通じない3歳前

の子供である。遊ぶのはともかくとして、

何かを注意しても分からないであろうし・・・・ 


しかし、子供である、言葉を覚えるのは大人より早い。

(そして、忘れるのも早い)1ヶ月も私と住んでいれば、

簡単な会話くらいできるようになるであろう。 

そんな期待と不安が入り混じり12月の下旬、

二人のオーストラリア滞在が始まった。 



そして、“予想通り”最初のコミュケーション問題が出た。

私が机の上のPCに向かって経済ニュースや株のチャート

を見ていると、身長1メートルになるかならないか

の姪っ子が机の横に来た。 

ちょうど机の表面に彼女の目線が出るくらい

の高さである。そして、おもいっきり手を机の上

に向かって伸ばしこう何度も言うのである。



姪っ子「○×ジュセヨ~」



一応、少しの韓国語単語が分かる私は、

その“ジュセヨ”が英語で言うPleaseに当たるの

は知っている。 ようするに何かをちょうだい

と言っているだが、肝心な何を指す単語なのかは

分からない。 

この頃には、おばあちゃんや妻が教えたのもあって、

俺が韓国語が理解できない人というのがなんとなく

分かっているようであった。5,6回の苦労の祈願もおよばず、

あきらめた姪っ子は泣く泣く妻の元へ走りよった。 

そして、私が理解してくれない事を訴えていたようだ。

すると妻は日本語でこう教えた。



妻「はさみ、ちょうだい」って言ってごらん。



この会話が隣の部屋から私の耳にも届いたので、

すぐさまあの単語ははさみを指していたことが分かったが、

会話の練習の為に私は姪っ子が再度やってくるの

を待っていた。 すると、姪っ子はいま覚えたばかりの、

おそらく始めての日本語会話をこう話した。



姪っ子「はさみ、ジュセヨ~」



なんと、“はさみ”という日本語と“ジュセヨ”

という韓国語がごちゃ混ぜになったセンテンス

となってしまった。(笑) しかし、みなさんにも、

この手の話、外国語を習い始めたばかりの頃、

頻繁にあった事と思う。 


ようやく、苦労してはさみを手に入れる事ができた

姪っ子はその後、このセンテンスを言うとはさみを手

に入れる事ができると味をしめたようで、

その後も、何度も私の机にやってくる。 


それだけならよいが、やはり子供である、

私がやっている事や私の机の上のものがやたらと

気になるようで、「これ何?」とか「何しているの?」

とか聞いてくる。(このセンテンスは理解ができる) 

怒ってはいけないとは分かっていても、

段々と、うっとおしくなってきた。 

そこで私は“思わず”とでも言うべきなのか、

“つい”とでも言うべきなのか、そのはさみを渡す際に、

姪っ子に日本語でこう言いながら渡した。



Taka「はい、くそがき」



どうやら私は、毎回、何かを姪っ子に渡す度に

このセンテンスを言ってしまったようだ、

姪っ子はこの会話を“普通の会話”として

理解してしまったようである。


今度は逆に食事前に姪っ子が私にスプーン

を手渡してくれる際に、覚えたばかりの日本語で、

こう言いながら私にスプーンをくれた。



姪っ子「Takaさん、はい、くそがき!」



ナチュラルなきれいな発音だった。 

しかし、私はそんなきれいな発音に関心はせず、

今、言われたばかりの言葉に呆然としていた。 

なぜ、そんな下品な事を言うのだ! と。 


少々の間、考えるとそういえば、上記のように

私がはさみを姪っ子に渡す際に、

毎回そう言っていた事に気づいた。 



いやはや、子供は言葉を覚えるのが早い・・・・ 

そして、“きちんとした”言葉を教えねばならない。


“子供は親の背中を見て育つ“とはこの事か・・・・・


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by ichurch_taka77 | 2011-03-25 19:46 | 韓流議事録@ブリスベン