韓国の子供のキムチの食べ方
2011年 05月 15日
みなさんは、いくら韓国人の血筋を引きついでいるとはいえ、
あの辛い韓国料理を韓国の子供は生まれた時からよく食べられるな
と思ったことはありませんか?
韓国料理には必需品となっているキムチをはじめ、
韓国料理には他国の料理と比べて辛い味付けのものが多く、
テーブルを見渡すと全体的に“赤くなっている”と感じるのは私だけでは
ないと思います。
そしてそんな“辛い”ものを子供ははたして食べれるのであろうか?
食べても体や体の成長に影響はないのであろうか?
韓国人の妻を持つ私としては、将来生まれてくる子供の事もあり
決して人事ではない質問である。
以前の日記にも記したが、年末・年始に妻のお母さんと姪っ子
が我が家に約2ヶ月滞在していた。
その姪っ子はその滞在中に3歳になった。
当然食事は4人そろって、妻の母がやはりというか、
毎日韓国料理を食べたいという事で、ただでさえオーストラリア
に住んでいながら韓国料理を多く食べている私の食生活が、
その2ヶ月は100%に近い状態で韓国料理に埋まってしまった。
その際、ふっとその3歳になったばかりの姪っ子を見た。
まず、私自身がはしを流暢に使い始めたのは何歳の頃かは
覚えていないし、普通の子供がきちんとはしを使えるようになる
年齢が何歳なのかは知らないが、その3歳になったばかりの
姪っ子はとても小さい手を利用して、あの韓国の鉄製はし
を器用に使いこなしていた。
そして、その子があのキムチをどうやって食べるのかとても
興味しんしんに観察していた。
すると、“その為”に用意された水が入ったコップにまず彼女は、
はしを使いキムチを器用に入れ、“キムチを洗っている”のである。
そうである、キムチ、いやキャベツなどの野菜の周りについている
“辛い部分”を洗い流しているのである。
もうそうなるとキムチでなくただの漬物になっているが、
多少の赤さも残っているので、一応キムチとして食べれるのであろう。
こうして辛さを大幅に落としたキムチを私たち大人
が食べるように普通に食べていた。
時たまその“洗い流し作業”が足りなかったのであろう、
「辛い!」と叫んで再度、その洗い流し専用コップにキムチを戻し
“作業”を再開する事もしばしばあった。
よくみると、スープ類のスープはさすがにその作業はできないが、
固体のものは同様に“洗い流し作業”をして食べていた。
もちろんそれをおばあちゃん(妻の母)がやってあげる場面もあったが、
なるほど、韓国の子供はそうやって辛いものを食べているのか。
そうやって舌を慣らしてゆき多くなるにつれて、
段々とその“洗い流し作業”の数が減ってゆくのであろう。
ふっと「そこまでして食べなくても」と思ったが、
韓国料理、“そこまで”しないとはっきり言って
食べるものなんてないかもしれない。
by ichurch_taka77
| 2011-05-15 12:34
| コラム