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国際結婚夫婦の韓流日記@ブリスベン


by Ichurch_Taka77
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  何ヶ月前であったであろうか、週末のあるお昼に奥さんとひさびさに

サニーバンクというブリスベンの南に位置するチャイナタウンのような街

にて食事をしようと車を走らせた。 

ここに並ぶ多くのレストランは中華系のレストランなのだが、

とある角にあるレストランに今まで見たことがない

サインがたっていた。 


名前は「サクラヤ」。 


名前からして奥さんの好物でもある日本食である事

が想像できる。 奥さんは新しい日本食レストランを体験

できるとルンルン気分で足を運んだが、残念ながらその時

は工事中であった。 

しかし数ヶ月前に再度行った際はついに開店していた。

オーナーはおそらく中国人か台湾人であろう、

スタッフとキッチンには常に中国語が飛んでいた。 

メニューはどちらかというと定食弁当のようなものであった。


その定食セットは6種類くらいしかないが、味はけっこういける! 

“日本の味”であった。セットでついてくる味噌汁の味、

つけものの味、何から何まで“きちんとした日本の味”であった。

値段も1つの定食に$15から$17位とそこそこの値段である。 

ただ、飲み物だけはオーダーしない方が良い。 

とくにウーロン茶なんか$4もとるくせに、とてもまずいものを

スターバックスの紙コップのような物に入れて出してくる。 

飲み物類はそのようにどれをとっても質の悪いものであった。

おそらく飲み物だけは中国系のオーナー独自でどこからか

仕入れてきたものであろう、日本人が作るレベルのもの

ではなかった。 

食べ物の評価は5段階評価で3.5といったところか。



そして、この店のおかげで打撃を受けるであろう

日本食レストラン、トップヌードルがこのサクラヤの目と鼻

の先にある。 ここはオーナーが日本人であろうか、

カレーライスやラーメンといった庶民的なメニュー

を中心とした店で値段もそこそこで味もそこそこで

庶民的日本食の味を楽しませてくれる店であった。 


日本食好きな奥さんのリクエストが良くあったので

ここ数年は結構と頻繁に行っていたのだが、

そのサクラヤが出来てからの奥さんのリクエストに

このトップヌードルはなかった。 


しかし、今夜、ひさびさにトップヌードルに行ってみよう

と行ってみた。 すると「新しいマネージメント、

新しい内装になりました」というサインがあった。

今夜は、たまたまなのであろうか、スタッフは全員日本人

になっていた。 以前はアジア人の混ざりであったが。

スタッフに聞くとオーナーは変わってないとの事。 

メニューはそのサクラヤを意識したような内容に変更

されていて、定食セットが中心となっていた。 


しかし、しかしである、味があきらかに落ちている!!


オーナーは変わっていないがマネージメントが変わった

とあったのでシェフが変わったのであろうか、

あきらかに以前の味とは違うものであったし、

その新しいメニュー定食セットは最悪であった。 

これで日本人の足は遠のくと思う。 

私のように海外が長い、逆に日本食の味を完全には

分かっていない人が感じるのだから、

日本食の味を知っている方には一目瞭然だと思う。 


食べ終わり夫婦で見詰め合ったその目は何も言わずにして、

二人の心は「もうここはいいね」と目で語りあっていた。 

新しく変わったスタッフの方たちはとても感じが

よかったので残念である。 

5段階評価で1の味へ、以前の3から大転落である。



サクラヤはトップヌードルの前にあるビルディングの角

にあり、その近辺に行けばすぐにわかります。 


どうぞみなさん両方のレストランを試してみてコメントをください。 


ちなみにサクラヤはメニュー数が少ないせいか、

私たちはもう飽きてしまいました。(苦笑) 


せっかく「家でも韓国料理、レストランも韓国料理、

週末たまに日本食」のパターンから抜け出せると

期待をしていたのですが、選択肢の中から2つもの

日本食レストラン (韓国レストランでないもの)

が消えてしまい残念です・・・・





日本食レストラン情報 in サニーバンク_f0080096_21203836.jpg

# by ichurch_taka77 | 2010-09-08 21:21 | 韓流議事録@ブリスベン


その夜、なんでそっち方面へ夫婦二人で車に乗らず、

歩いていたのかは記憶がない。


住んでいるアパートから二人でとことこ歩いていた。 

おそらく腹が減ったのと、冷蔵庫に食材がなにもなかった金曜日の夜だったような

記憶がある。 

うちから裏道をぬけてわずか5分の場所にちょっとした商店街がある。 

そしてその商店街の向かいはブリスベンに住む人ならたいていは知っている

ガーデンシティーショッピングセンターである。

この商店街、場所的には大通りに面していて良いのだが、なんせ目の前に大きな

ショッピングセンターがある。 どうみたって客はそっちに取られてしまうのは目

に見えている。 なんでこんな場所に店舗を構えるのか不思議でたまらない。

建物を見る限り古いからひょっとして昔からある商店街なのかもしれないが、

ガーデンシティーショッピングセンターだって結構な歴史がある。 


だからこの商店街、Nandosというスパイシーチキンの店と、

わけのわからん古臭い靴屋さん、コンビニ(といっても日本のものを想像して

はいけません。新聞、日用雑貨、パンなど、とりあえず必要な食材が置いてある

のみで電気代はもちろん払えませんし、もちろんおでんなんか売ってません)

くらいがここ3,4年きちんと“生き残っていて”(ひょっとしたらもっと前から

あったかもしれません)あとは開店してはすぐつぶれてを繰り返しています。


ちょっと前なんか中国系のパン屋があったのですが、

外から見るからに汚たならしい、まずそうな店で、まるで中国からそのまま

持ってきたような店で、当然、客なんか見たことがありませんでした。 

そしてあたりまえにつぶれていました。


そんな不思議な商店街に、その夜は、あたりまえというかやっぱりというか、

“辛い物好き”の韓国人奥さんのリクエストでNandosに向かっていたと思う。



大通りに面しているNandosに向かっている途中、突然奥さんが「あ!」と叫んだ。 

有名人でも見つけたような叫びだったので私もその方向へ目

をやると新しいレストランができていました。 


外から見るとSushiとしか記載がないので、

すしのテイクアウトの店かと思ったら、

さすがは自国のものはすぐに判断できるものです。 

奥さんが「あれは、チャルパン・モックン(鉄板焼き)の店だよ」と教えてくれた。 



ここでちょっと韓国にある本格的なレストランの紹介を。 

通常レストランと言うと、例えばイタリアンならイタリア系のメニュー

がたくさんあるのですが、韓国は逆に、“その店”という“それの専門店”

というのが結構あり、あたりまえですが、

専門にしているだけとあっておいしいのです。



例え話で言うと、“チキンカレーの店”があるとします。 

この店には“チキンカレーしか”置いてなくて、“もちろん”ポークカレー

や普通のカレーは置いてません。 

1品のみです。 だから店に入って注文の会話をする必要もなく、

座ると人数分の食事がでてくるのです。(もちろん、飲み物はありますが。)

韓国にはこの手の“なになにの店”という1品の店が結構あるので、

韓国に行った際はどうぞおためしあれ!! 

“本場の味の専門店”あそこでしか食べれない味です。



このチャルパン・モックンというのは、チキンとやさいを鉄板の上で辛いソース

で焼いたもので、日本人からするとご飯と一緒に食べた方がおいしいよう

に見えますが、店の人に、後からご飯をまぜてくれる(有料)と言われ、

そうしました。 

そうすると残った肉と辛いタレがみごとにブレンドし、

“韓国チャーハン”が出来上がり、

これはこれでまた食がとてもすすむごはんとなりました。 

韓国のレストランはたいていこの手のなべ系の料理はウエイターの人

があれこれやってくれます。 この料理だってウエイターの人がかきまぜたり、

火加減の調節をやってくれるので始めて行っても安心です。 


そして、お酒はメニューにありませんが、韓国のソジュ(酒)とビール

があるので注文すると持ってきてくれます。

やはりこの辛いごばんにはなんといってもビールは最高です!!



場所はガーテンシティーショッピングセンター、ローガンroad側沿いにある

フィットネスクラブというジムの横にある商店街にあります。

(添付写真の赤い矢印参照) 

Nandosが見えてくると思うのでそれを目指して入ってください。

商店街の右側奥方面にあります。 値段は一人$17くらいでした。

お手ごろな夕食の値段だと思います。


どうぞ一度、この“1品しか置いていない”本格派韓国レストラン

を体験してみてください。 

ちなみにこのレストラン、確か名前を記してなかったような。

ちょっと好奇心をさそう雰囲気です。(笑)


ああ、あと言い忘れましたが、“うまい韓国レストラン”の見分け方

はやはり「キムチがどれだけうまいか」によるでしょう。 

この店のオーナーの奥さんが作ったというキムチは、

本場、韓国アジュンマ(おばさん)の味で、レストランでは食べれない家庭的

な味で、とてもおいしかったです。 ちょうど奥さんの親戚の家で出してくれる

キムチの味で、奥さんもうまいと言っていたので本物の味でしょう。 

もちろんこれは韓国レストランで良く見るサイドディッシュなので無料です。 


オーナーの奥さんといい、ウエイターの人といい、とても感じがよい人で、

おいしいご飯が更においしかったです。 


やっぱり歩いてレストランまで行ってよかった!! 

しあわせ、まんぷくで、帰りの散歩がどれだけきもちよかったことか。




近所にあった本格派韓国レストラン_f0080096_19392255.jpg



近所にあった本格派韓国レストラン_f0080096_19395817.jpg



近所にあった本格派韓国レストラン_f0080096_1940244.jpg

# by ichurch_taka77 | 2010-09-03 19:40 | 韓流議事録@ブリスベン


おそらくもう知っている方もいらしゃるであろうが、

ここブリスベンはサニーバンクに数ヶ月前、日本のラーメン屋

ができた。 名前を「長浜ラーメン 博多屋」という。 


味はさすが日本人が作っているだけあって“日本の味”です。 

スタッフもおそらく全員日本人でしょうから気軽に日本語

で話してみてください。 おそらくワーホリの人であろうが、

対応の仕方からするとただのバイトの人というより日本で

飲食店勤務経験のありそうな言葉使いであった。 

まだ店のシステムに慣れていないせいなのか、少々、ウエイター

の方がてこずっている場面も見たが、笑顔で対応してくれるので

気にもなりませんというより、親切な対応で気持ちがよかったです。


ラーメンの種類は4つあり、お勧めは3番の“からか めん”

と4番の“みそ スパイシー メン”です。 

奥さん(韓国人)曰く“からか めん”は韓国料理の味がするとか。 

名前から想像してしまうかもしれませんがそんなに辛くはありません。(笑) 

ぎょーざとのセットで日本のひと時はいかがでしょうか。 

ビールが売っていたら文句はなかったですけどね~~~ 

BYOもできそうにないし。 

(注: BYOはお店に自分でお酒を持っていく事が出来る店。

店に酒の免許がまだおりていない店がとるシステム) 


あと、いつまでなのかは知りませんが、めんだけを御代わりは

最初の1杯は無料だそうです。 私は当然その御代わりが必要ですが、

その御代わりをなんでも“替え玉”と呼ぶそうです。 

日本食の知識が乏しい私には、“初めて聞くボキャブラリー”でした。(笑) 

そして奥さんに「なんで替え玉っていうの?」と聞かれ、当然、

まともに答える事もできませんでした。 どなたかご存知の方いますか?



店の場所はマクドナルドをまっすぐ入っていった場所、

中国のパン屋さんの隣にあります。 ぜひお試しあれ!!


http://www.hakatayanoodle.com/





おいしいラーメン屋み~つけた!_f0080096_1913537.jpg



おいしいラーメン屋み~つけた!_f0080096_19142322.jpg

# by ichurch_taka77 | 2010-08-31 19:14 | コラム
オージーたらいまわしメリーゴーランド_f0080096_20235562.jpg


オージーたらいまわしメリーゴーランド_f0080096_20242887.jpg


オージーたらいまわしメリーゴーランド_f0080096_20244899.jpg





こんな事、オーストラリアに住んでいるみなさんなら“日常茶飯事”でしょう。


この前、私のオフィスの入り口ドアにセキュリティーシステムが入った。 

まずドアの前に来て、インターフォンを押すと我々のデスク、全ての内線が鳴る。

PCの社内ネットワークを使いカメラで写された映像をPCで見れ、

誰がドアにいるかを確認した後、電話のある番号を入力するとドアが開くという

システムである。 わざわざドアまで行って誰がいるか確認をしなくてよいので

とても便利なシステムである。 ここまでセキュリティーを固めなくても

と思ったが、クイーンストリートのど真ん中というブリスベン

で一番人手が多い場所にあるオフィスというのと、

会社が政府の援助金からも運営されている事もあり、

セキュリティー上安全に保管しておく必要がある書類も

あるせいであろう。(ああ、べつにやましいものではありませんよ。(笑))


今日の朝、出勤すると、このドアの取っ手がみごとに壊れていた。 

なんでも朝にボスが壊したらしい。 (添付写真参照) 

別に彼にストレスがたまっていたのではなく、これはドアの作りが

悪いのだと思う。写真を見てもらえばわかるが、

ドアを開ける際に、まず小さい取っ手で鍵をはずし、

ドアを開けるのだが、誰がわざわざ大きな取っ手の方

を使って開けるであろうか。 誰だってこの小さい方を持ったまま

開けるであろう。だから壊れたのであろう。



そして、今回の話は始まる。



現在は「部屋に入れるけど、出れない」という“帰れずの館“

になってしまったこのオフィス。 

当然、会社の人はドアを今日中に直そうとあちこち修理

の依頼を頼んでいた。 


会社の人がまず電話したのは、ドアを取り付けた会社。 

まあ、妥当な話であろう。彼らに頼んで付けてもらったので。 


すると答えは「うちは細かい部品は扱っていません。 

Lock Smith(有名な鍵を複製する会社)がそういうのをやっていますよ。 

ドアの鍵関連ですから。」と確信を持って教えてくれたそうな。 


その話を聞いた瞬間、

私はこの“オージーたらいまわしメリーゴーランド”が始まると直感した。 

Lock Smithは鍵のコピーを複製してくれる会社である。 

確かにかぎはドアに付いているし、今回壊れた取っ手を回すと

カギが解除される仕組みにはなっているが、ドアの取っ手とは

商品の部類が違うでしょう? 

なんで合鍵を作る会社にドアの取っ手の修理を頼むのか? 

Lock Smithがドアも販売しているならまだしも、

彼らは鍵と鍵穴やセキュリティー商品しか販売していない。

「ばかも休み休み言え」と言いたい。 しかも彼はドアを販売している会社

の人でしょう。 だったらLock Smithに“ドアと鍵を注文”するから

あんたの会社なんかいらないでしょう、と言いたい。



そして、次に会社の人が電話したのが、そのLock Smith。 

もちろん彼女も半信半疑であったが、一応情報収集の為、電話をした。 

すると“やはり”答えは私が想像したとおり「当社では販売しておりません」

であった。 ここで電話の会話が終わっていれば“常識的な対応”

であったが、オージーたらいまわしメリーゴーランドは止まる事

を知らない。彼らが薦めてきた連絡先はなんとこのセキュリティー

システムをインストールした人達であった。 

なんでセキュリティーカメラとネットワークシステムを販売している

会社がドアの取っ手を売っていると思うのであろうか? 

もちろんセキュリティーカメラはドア近辺にあるものである。 

でも、ドアの取っ手は売ってないでしょう!!


更に会社の人は、ここまでくると冗談半分で、それはもうメリーゴーランド

に乗ってはしゃぎまくる子供のように、笑いながらそのセキュリティー

カメラをインストールした会社に電話した。 

当たり前だが、「ドアの取っ手は売ってません」の返事である。 

そして、私は彼らが“どんなすばらしいアイディア”を言い出すのか

とても楽しみに、仕事を止めて彼女の電話を終わるのを待っていた。 

ドアはガラスなので、ガラス店の名前でもでてくるのかと思ったら

彼らは、少しはまともな答えであった。 

「オフィス・マネージメントに相談してみては?」まともな返答である

と同時にちょっぴり残念であった。 

オージーたらいまわしメリーゴーランドがここで終わってしまうのかと・・・・


しかし、オージーはすばらしかった。 

私の期待を決して裏切らなかった。


彼らが薦めてきた連絡先はなんと、Lock Smithであった!! 

彼らの返事は最高であった。

「この取っ手引くと鍵が開くでしょう? だからLock Smithだよ。」  


すばらしい!


こうして、話は振り出しへとつながりオージーたらいまわし

メリーゴーランドがきれいに成立した。 



笑いながらも途方にくれた会社の人は、うちの会社関連の工事

を受け持っている不動産開発会社に連絡を取っている。 

さすがにオージーでもこの不動産開発会社の人がアホな

答えをしないであろう。


いや、彼らもひょっとしてオージーたらいまわしメリーゴーランド

に加わるか。 わずかな期待とひょっとしたらという予想が私の頭をよぎる。



ああ、言うの忘れましたが、外に出れるドアがもう1つあるので、

今日はきちんと帰宅できるのでご心配なく。(笑) 

なので修理が明日以降になっても支障はない。 


しかし、改めてこの国の人間にはあきれかえった。 

“ビジネス上のまともな会話”ができないものなのか・・・・


こんな経験、オーストラリアに住む方ならたくさんありますよね。


# by ichurch_taka77 | 2010-08-26 20:26 | コラム

やっぱりつぶれたあの店



ある朝、いつものように通勤の為、ブリスベンの中心街、

クイーンストリートにある私のオフィスに向かって歩いていた。 

するといつもみる光景とはちょっと違った光景があった。 

「あれ?」と思い良く見ると、やはりというべき、

あの店がつぶれていた。 


やっぱり。


みなさんは、というよりブリスベンにお住まいの方は、

Yogen Fruzという店をご存知であろう。 

シャーベットのようなヨーグルト味のアイスクリーム

(という表現があっているか?)を販売する店である。 

それぞれの味のものを注文すると、それにお好みのトッピング

やフルーツを添えてくれていかにも健康そうな“おやつ”であった。 

この店はブリスベン市内のみならず、私が住む、ガーデンシティー

のショッピングセンターの中にもあったので、夫婦でたまに

は食べていた。 と、いうより、数回、試してみた。 

やはりと言うべき、そのガーデンシティーショッピング

センター内にあった店舗もそろってつぶれている。


あたりまえである。


始めに断っておくが、これはけっしてケチな客のクレームとは

思わないでほしい。(そういうニュアンスに聞こえるであろうが)

こんな事をしていれば、つぶれて当然という事が言いたいのである。


まずは、下記の彼らのサイトを見てほしい。 

http://www.yogenfruz.com.au/home/


店頭に飾ってある写真もそうだが、アイス・ヨーグルトが、

カップの上に渦を巻いて飛び出している。 とてもボリューム感

あるおやつに見える。 それが健康的なものならなおさら興味を注ぐ。 

そして、それにつられて店にいくと、あぜんとする・・・・・


私はラージ(大)を注文し、妻はミディアム(中)を注文する。 

大抵の場合、このような食べ物をオーダーすると私たち夫婦はこうなるが、

あたり前だが私のカップの中の量は妻のものより多い。 

しかし、この店の商品は、なんと、なんと、どのサイズをオーダー

してもカップの大きさこそ違うが中身の食べる箇所の量

が同じなのである!!! しかも、写真のように渦巻き

がカップからはみ出るという事はなくカップのふちできれい

に切られている。 さすがに2,3度目にそれをやられた際

に文句を言ったら店の連中は「写真はサンプルであり、

カップの量は測っているので合っている」と言う。 

あきれてものも言えない。 


だれがどうみてもカップサイズの違う中身は同じ量である。 

3度目にしてもうその店に愛想をつかした。 

(ブリスベン市内のものとガーデンシティーのもの合わせて) 


それでいて、$5から$7ほどかかるのだからたまったもの

ではない。 いくらおいしくたって“ああいうビジネスをやっていた

のでは、”どんな客だって満足しないであろう。


食べながら他の客を見ていたが、カップの中の量といい、

客の満足度といい、私と同じ事を考えている人が何人

かいたようで、私と同じような苦情を言っていた。 

そしたら案の定、というか、あたりまえにその店はつぶれている。 


いくら“いいかげんな国“オーストラリアでも、

あそこまでいいかげんな対応をしたらビジネスとしてやって

いけないのであろう。 おそらくフランチャイズで運営

されているのであろうが、マネージャーは”そんな基本的“

な事もわからなかったのか。 

そんな苦情たくさん来ていただろうに。 


不思議ややつらと言う前に、

“普通の常識”がオーストラリア人にも分かってくれたような

気分で、ちょっぴりうれしかった。




やっぱりつぶれたあの店_f0080096_1934321.jpg

# by ichurch_taka77 | 2010-08-05 19:34 | コラム